安全教育4月

こんにちは。

桜も満開になって、近所の墨俣一夜城周辺も花見客の方でにぎわっています。昨日今日と風が結構強いので、桜吹雪が舞っていると思います。

ここでバーンと綺麗な写真が出せると良かったのですが・・・スミマセン、用意がありませんでした。

先日弊社の車両を長年メンテいただいている方からお話を聞きましたが、この辺りの桜の品種は「ソメイヨシノ」と「淡墨桜」の2種類で、淡墨桜の方がちょっと早咲きなんだそうです。淡墨桜というと本巣市根尾の1本しかないと思っていたので、ちょっとびっくりしました。

所説はあるようですが(テレビ情報です)、桜が堤防に植えられたのは江戸時代「暴れん坊将軍」でお馴染みの徳川吉宗の頃だとか。堤防の補強のために植えられ、桜の木の下に人々を集めることによって、堤防土の突き固めを狙ったそうです。所説とはいえ、納得しました。

あっ、そうそう

私の子供が今日から中学生になりました。今年は桜の開花と入学式がいい感じに重なって、カミさんがいい写真を撮ってくれるのではないかと、期待しています。

さて、

先週末に恒例の「安全教育」を開催しました。今月の実技訓練は「高所作業車のセッティング」です。

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高所作業車のセッティングについては、過去に起きた逸走事故をきっかけに、二度と起こさないよう教育と訓練が続けられています。当時は車両のブレーキ機能を理解している人が少なく、ジャッキ操作も順序が定着しておらず、前輪側・後輪側を同時に操作している作業員もいました。

それから教育に盛り込まれたのは、トラック(FR)のパーキングブレーキの構造でした。最新の車両の構造はわかりませんが、弊社のトラック系のパーキングブレーキはすべて「デフロック型」です。デフをロックすることで、後輪の転がりが左右逆に回転しますので、両輪が地面に設置していれば車両は動きません。

この構造を理解すると、後輪が浮いてしまえばもちろんですが、どちらか片側だけ浮いてしまっても車両は逸走することが想像できます。そうすると、ジャッキの張り出し手順はおのずと前輪側から操作して次に後輪側を操作、格納は後輪側から操作して次に前輪側を操作することによって、パーキングブレーキが機能して逸走を防げる訳ですね。

「知らない」というのは恐ろしいです。でも逆にですが、高所作業車が導入された時代に、ジャッキのセット手順がしっかり教育されて定着していれば、パーキングブレーキの知識を持つ必要は無かったかもしれません。

私が重要と考えるのは、機械物はちゃんとマニュアルを読んで使うという事。使用者は、もしも何かあったときに自分の力で制御できない物(まあ、ほぼほぼ全部かな)は、操作方法を必ず守って使う責任を持つ事が大事です。

突然ですが、映画の「スパイダーマン」を見られた方はご記憶にあるかもしれませんが、主人公ピーターに育ての親であるベン叔父さんがある言葉を伝えます。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

ピーターは超人的な力を得ましたが、その言葉の意味を理解しないが為に、結果としてベン叔父さんが強盗に殺されてしまいます。あくまで映画での話ですけどね(^_^;)

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」

映画館で初めてこの言葉を聞いて、胸にグッときたことを覚えています。あれから自分なりに理解し、「心の引出し」に持ち続け、いろんな形に置き換えて社員の皆さんにお伝えしているつもりです。

命を大切に、ゼロ災害が続いていくよう皆さんのサポートをしていきます。

 

スパイダーマンも好きなんですが、私のデスクにはスパイダーマンじゃなく・・・

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「アイアンマン」だったりして (≧ω≦。)プププ