ターゲットに出会える瞬間

こんにちは、安八は爽やかな天気です。事務所の窓を開けると気持ちいい風が入ってきて、昨日の湿気が抜けてくれます。一方その風に流されて、机の下に溜まったホコリがフロアへ顔を出してくれますので、弊社の姉御がせっせとお掃除してくれました。ありがとうございますm(_ _)m

さて今日は、私の釣り友達が投稿した記事を読んで感じたことを書きたいなと思います。

記事の内容は高知新聞の記事に掲載されたエッセーで、アカメのルアーフィッシングの記事でした。(検索サイトで「アカメ 魚」と入力するとどんな魚か見れます)記事にも書いてありましたが少々マニアックな分野でありながら全国からアングラーが訪れるそうですが、なかなか出会える魚ではありません。お友達も4年間大阪から高知まで通い続けて、先月念願が叶ったくらいです。

記事に掲載されてた方は、岡山県の方で17年間通い続けてるアングラーで、手にしたアカメは10本。今年は自己記録サイズを釣り上げたそうですがその瞬間、水中で膝を落として泣き崩れたそうです。

めちゃめちゃその時の気持ちが伝わりました。

私もアングラーのはしくれとして釣りの話をさせてもらったりしますが、釣りの経験のない方はだいたい「ぼーっと待ってるの退屈じゃないですか?」とか「釣れれば楽しそうだけど」よく言われます。

岡山の方は取材に対してこう言われたそうです「簡単に釣れたらこんなに通ってません」。

釣りはターゲットに出会うために試行錯誤します。ですからぼーっとしてるよう見えるかもしれませんが考えてますので退屈しません、釣れなくても次の目標ができて楽しいです。

私が釣りにハマったのは、釣れたからじゃなくて、釣れなかったから。たぶん初めて釣りをしたときにバンバン釣れてたら、ほかの事やってたと思います。

実は私も泣きはしませんでしたが、膝を落として喜んだ時がありました。それは3年くらい前に始めたアオリイカのヤエン釣りなんですが、2年間はまったく釣り上げることができませんでした。

でも諦めませんでした。「絶対釣る!」と気持ちが消えなかったから試行錯誤続けました。ヤエン釣り師にいっぱい聞きました。イカの生態やヤエン釣りの本読みたおしました。

そして去年の秋に念願のアオリを釣り上げました。波止場で膝落として「やったーー!」と大声で叫んでしまいました。一人じゃ恥ずかしいけど、ご一緒してくれてたヤエン師匠もいたので思いっきり喜んじゃいました。あの時の喜びは忘れません。

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続けて今年は、(私の)夢の「春アオリ」を釣ることができました。自分だけの力じゃありません、ヤエン師匠ほか釣り場で出逢ったヤエン釣り師やタモ入れしてくれたアングラーさんたちの支えで、とれた1パイです。

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釣りはたくさん大切な事を教えてくれます。「命の大切さ」「人と人との出逢いの大切さ」「目標のために試行錯誤する大切さ」これからも、もっともっと大切な事を私に教えてくれると思ってます。

私の趣味のピークは3年と妻から言われてますが、釣りを始めて4年が過ぎました。まだまだ出会ってない魚たちを求めて試行錯誤続けます(*^^)v