こんにちは。
相変わらず暑いですが、今日の安八は風があって、少し緩和できてる感じです。
けど・・・暑いもんは暑いです(≧ω≦。)プププ
さて、今日はだんだん実用化に進んでる(のかな?)AIの事。
一番最近の話題では、将棋の藤井さんかな。AI将棋も取り入れて、想定外の打ち方をされるって話題になりましたね。
ただ想定外の打ち方でも後で検証して、納得できてスッキリすればいいのですが、現段階ではどうしてAIがその答えを出したのかという事がわからず、そのプロセスは「ブラックBOX」だと言われているそうです。
今後の課題として、AIがある結論を出したときに、どのようなプロセスでその答えを出したのか。理由と根拠が結論とともに出せて、それを受けた人間が納得できるようにしなければいけないと、ある社説で読み、とても共感しました。
例えば医療分野でAIが診察に取り入れられた場合に、患者の診察状況がAIに入力されて、理由も根拠も示されずに出された結果がいきなり「手術で摘出する」なんて答えが出たら、ちょっと戸惑いますよね。先生に聞いても「そう言われてもAIの答えなんで、私には何とも・・・」なんて言われちゃったら、めちゃめちゃ不安になりますよね。
弊社が所有している高所作業車もAIではありませんが、昔に比べたらたくさんの安全センサーがついています。こういった進歩は安全のため、人間のミスを防ぐため付加されていくものと思いますが、せっかくの便利なものが、付加されたものによって使い勝手の悪いものになってしまう場合もあります。
宮本武蔵の著作で「五輪書」という兵法書がありますがその中で、「道具(刀)は程々に切れればよい」と書かれております。(だったと思います)道具は程々で、使い手がその道具を使いこなせる技術を身に付ければいいというわけです。
ある講演でお話された先生が、「安全の敵は安全である」という事をおっしゃられました。安全すぎるのも危機意識が薄れて危険であるということです。安全を機械ばかりにお金をかけて押し付けるのではなく、人間に正しい使い方を教育して習慣付けることにお金を使った方が意味があると私は考えます。
これから先もいろんな分野で、技術の進化はあると思いますが、常に人間とAIが協力関係でいられることを期待したいです。