こんにちは。
今日はよく晴れた天気ですが、アツいっ!(>_<)
天気予報見ると、岐阜の熱中症指数は「危険(今日は涼しい室内で)」となってました。と言われても弊社は外現場作業なので、そんな訳にもいきませんので、こまめな水分補給・休憩をお願いして、週のスタートをしていただきました。
さて、今日は朝の出勤時の出来事を書きます。(題名と合わなかったらゴメンナサイ)
会社に向けて車を運転してると、対向車の大型トレーラーが「パッシング」をしました。パッと浮かんだのは、(スピード違反の取り締まりやってる?)と思い前方周囲を確認しましたが、それらしいものは無し。目に留まったのは、私の左前方で道路を渡ろうとして待ってる犬の散歩中の女の子でした。
(あっ、これはあの女の子を渡らしてあげよっていう合図で、パッシングしてきたんかな?)と推測してスピードを落として対向車の様子を見ると、やはり向こうも減速の様子が見られたので、お互い女の子の手前で止まり、横断歩道はありませんでしたが安全に渡ってもらうことができました。
対向車とのすれ違いの際にドライバーの方へ視線を向けると、手を挙げてお礼をしてくれました。「意味わかって協力してくれてありがとう」って気持だったと思います。私も「どういたしまして」の気持ちを込めて、手を挙げてお返ししました。(女の子もお辞儀してくれました)
少し前に忖度という言葉が世間をにぎわせましたが、「他人の心をおしはかる」少しくだいて「ある事柄をもとにして見当(推測する)つける」という意味からすると今日のケースは、とても良い忖度ができたのかなと思いました。
この出来事を冷静に分析すると最後の挨拶するまでは、私も対向車も女の子も推測の中で行動をしていますから、正解はわかりません。現場の状況を総合的に3人が判断して、3人の推測がマッチして、些細なことかもしれませんが、女の子を安全に道路を渡ってもらう工程が成立したんだと考えます。
しかしこれを日頃の現場作業に持ち込むのは、少々危険です。こちらのアクションに対して、相手はいろいろな取りかたをするはずです。行き違いが生じてから「そうゆう意味じゃない」と言っても手遅れです。
我々に大事なのは、忖度よりも「合図」です。
合図とは、前もって取り決めた方法で物事を知らせる事です。作業の中で、遠くにいる人・声が届かない人へどうやって伝えるか、もちろん無線トランシーバーや携帯電話もありますが、作業チームの中で合図を決めておけば、それに劣らない確実な伝達ができます。
忖度は上手に使って、大事なことは合図や言葉で伝え、相手は反復確認して、行き違いのないようにすることが大切だと私は考えます。